田渕光成-FREESPEECH

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2016.04.27 Wed 『慣れ』エッセイ④

今日も部屋が片付かない。また洗濯せな、掃除せな、と日々思ってますがいかがなものでしょうか。

7〜8年前になるんですが、仕事で2ヶ月程ホテル暮らしをした事がありまして、普通のシングルサイズのビジネスホテルで、ユニットバスがあって、小さなテレビがあって、湯を沸かすポットがあってと特に変わりのない普通のビジネスホテルで、帰って来れば部屋は掃除されて、布団のシーツも洗ってアイロンバッチリのものに交換されて、実に快適だったんですが、1週間2週間経つと、何か落ち着かない。
毎日人の家に来てるみたいというか、明らかに自分の家じゃないというのが、だんだんそわそわイライラして、程よく散らかった自分の部屋が恋しくなってきました。

決して綺麗とは言いにくい自分の部屋や、しんなりしたシーツ、脱ぎっぱなしの服などがいっぱいの自分の部屋に帰りたくなるとは自分でも不思議でしたが、何の事はない、そういう自分の物達に囲まれて、手の届く所に楽器がある部屋が自分の場所で、なおかつ1番落ち着く場所やったんですね。

綺麗で大きい家にも憧れますが、住めば都と言うように、人間は適応して行くんやろなあと、薄っぺらの自分の経験から学びました。慣れるって怖くて大事ですよね。
早く部屋の片付けや洗濯に慣れて、日常のように当たり前になればなあ。
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